2019年に改定されたカナダのフードガイドによると、動物性タンパク質は控えめにして、植物性タンパク質を多く摂取しましょうと発表されました。
植物性のタンパク質と言えば、お豆!
お豆、食べていますか?
日本人にはお馴染みの豆腐や大豆製品は、植物性タンパク質の代表ですね。でも毎日お豆腐ばかりでも飽きてしまう。うちの子供はそんなにお豆腐が好きでもないし。
お豆にも色々種類があるんです!ひよこ豆やうずら豆などもお料理によく使われますね。いろんな種類のお豆を食べて、良質な植物性タンパク質を摂取したいです。
今日は世界三大料理の一つ、トルコ料理の代表的な豆スープをご紹介します。
栄養たっぷりで美味しいよ〜!
Table of Contents
レンズ豆について
レンズ豆って知っていますか?
レンズ豆は、地中海沿岸が原産地だと言われていて、ギリシャやエジプトでは大昔から食べられていたそうです。
レンズ豆は、タンパク質の他にビタミン類やミネラルも豊富です。そして、不足しがちな鉄分が他の豆類に比べて多く含まれています。私は常に鉄分不足なので、鉄分が摂取できる食材は嬉しい!それに、鉄分にはシミやシワを防ぐ働きもあって、美容にはとっても良いんです。
レンズ豆には、他の豆類と同様、カリウムも多く含まれています。カリウムには、余分な塩分を体外に排出してくれる働きがあるので、高血圧に効果があります。
炭水化物も多く含まれるため、主食としても食べられています。
レンズ豆は、世界が認めるスーパーフードなんです!
そして、ママたちにとっての最大のメリットは、レンズ豆は手間いらずな食材なんです!大豆などのお豆は、調理する前に水に一晩浸しておかなくてはなりませんが、レンズ豆はそのまま使えるんです。思い立った時に調理できるのが嬉しい!
レンズ豆のスープ
とても簡単に作れる、トルコのレンズ豆のスープです。
世界三大料理のトルコ料理、あまり馴染みは少ないですが、レンズ豆のスープはトルコの一般家庭で食べられているものです。日本の食卓でいうお味噌汁です。
それぞれの家庭で少しづつ味も違って美味しい。
私がレンズ豆のスープに出会ったのは、私が半年ほどトルコに住んでいた時です。トルコ語もわからず、トルコ料理も知らず、でもどの大衆食堂へ行っても必ずあるレンズ豆のスープ。お店の人に勧められて飲んでみたらその美味しさに感動!それ以来、どの食堂へ行っても必ずレンズ豆のスープは頼んでいました。家庭の味があるように、食堂それぞれでも少しづつ味が違って、それがとても楽しみでした。
作り方
材料:
赤レンズ豆 1カップ
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 小1個
にんじん 1/2個
オリーブオイル 適量
水 1000ml
塩 適量
作り方:
- レンズ豆を水でよく洗います。
- 細かく切った野菜をオリーブオイルでよく炒めます。
- 水とレンズ豆を加え、柔らかくなるまで(15分くらい)煮ます。
- 煮えたらミキサーなどにかけ、滑らかにします。
甘みがあり、塩だけでも十分美味しいですが、お好みでブイヨンなど加えて下さい。トマトペーストを入れてアレンジする家庭も多いです。その他、お好きなスパイスやハーブを入れて自分好みにアレンジしちゃって下さいね。
夕食の献立にレンズ豆のスープを作りました。
「これ何のスープ?」と子供に聞かれたので、
「トルコのお味噌汁だよ〜」とだけ言って。(決して、お豆のスープなどと言ってはいけませんよ。)
「このお味噌汁いつもと違うけど、美味しいね〜。」と言って飲んでくれました。よかった!
その他
レンズ豆は下準備がいらないので、いつもの献立にすぐプラスできます。カレーやシチューなどに、水洗いしたレンズ豆をそのまま加えて一緒に煮込むだけです。子供にも栄養満点で、気付かれずに食べてくれると思います!
最後に
栄養豊富なレンズ豆は、下準備も要らなくてすぐ調理に使える優れもの。また、乾燥豆は長期保存できるので常備しておくととても便利ですね。
これからは、もっともっとお豆を献立に増やしていきたい!
毎日の食生活から健康的な身体作りを!