海外生活している皆さんは、夕食にお魚食べていますか?
サーモンやティラピアなどは、手に入りやすく調理も簡単ですね。でも、そればかりでは飽きてしまう。
海外にいると、なかなか毎日の食卓にお魚を出すのは難しいですよね。私が住むカナダでも、アジア系のスーパーへ行けばいけすに泳ぐ魚がいっぱいいるけど…イマイチ何の魚なのかわからない。丸一匹買っても、どう調理したらいいのかわからない。
娘に、「今夜のご飯、何がいい?」と聞くと、「アジの開きがいい!」と言われる。えー売ってないし!
そんな時、アジア系スーパーで見つけた、このお魚。そう!子持ちししゃも!
ご存知でしたか?カナダでも子持ちししゃもが買えるなんて!私にとっては大発見でした。
Table of Contents
カナダで子持ちししゃも
ちょうどお店のおばさんが、ししゃもを棚に陳列させているところだったので、1パックもらいました。
日本でみるししゃもより、一回り小さめで、お腹もあまり膨らんでいないので、「本当に子持ちか?」と疑いつつも買ってみることに。
英語の表記は、「Canada Capelin」とあります。カナダ産カペリン。
1パックが$3.70で、約30匹くらい入っていたので、だいたい1匹$0.37です。安いですね。
さっと水洗いし、パパにBBQでグリルしてもらいました。オーブンのブロイルでも、フライパンで焼いても大丈夫です。
じゃん!
さて、いただきま〜す!
きゃぁ〜美味しい!匂いも味も食感も、子持ちししゃもです!すっごい美味しくて感動!
買った時も、焼いている時も、「これ、本当に子持ちししゃもか?」って疑ってたので、驚きでした。まさに子持ちししゃもでした。
私は、マヨネーズたっぷりつけでいただきました。あれ?子持ちししゃもにはマヨネーズですよね?!娘は、何もつけずにそのままパクパク食べていました。
骨まで食べられるから栄養満点ですね。
ししゃもは、ししゃもじゃない?!
いつも食べているししゃもが本当のししゃもじゃないって知っていましたか?
本当のししゃもは、北海道でしかとれず、漁獲時期も10~11月と短いそうです。日本周辺にだけ生息している、日本固有の魚だそうです。ししゃもは実は高級魚!
では、私たちがよく食べている、安くてスーパーでいつでも買えるししゃもですが、カラフトシシャモ(英名:カペリン)といって、原産地はカナダやノルウェーだそうです。
えっ、カナダなんだ…知らなかった。カナダ人は全然食べないのにね。
カラフトシシャモに比べると、北海道の本物ししゃもは格段に美味しいらしい。お値段も10倍くらい。本物ししゃもも一度は食べてみたい!
一方、カラフトシシャモは安いし、栄養価は変わらないそうなので、毎日の食卓にはカナダ産で良いですね。実際、オタワのスーパーで買ったししゃもも美味しかったですよ。
ししゃもは丸ごと食べられるので、カルシウやDHAが豊富です。
さばくなどの下処理も必要ないので、ママには嬉しいです。
最後に
見た目だけでは何の魚かわからないし、どう調理したら良いのかわからず、なかなか手が出せないお魚たちでも、買ってみると美味しかったりしますよね。
カナダで子持ちししゃもが買えるなんて思いもしなかった。しかも、いつも日本で食べていたししゃものほとんどがカナダ産だったとも。
子持ちししゃも、本当に美味しかったです。日本の懐かしい食卓の味。
臭みもなく、子供も食べやすいししゃも、カナダのスーパーで見つけてみて下さいね。英語では、Capelinですよ。
スーパーで新鮮なお魚を見つけたら、思い切って買ってみようと思います。新しい発見があるかも!