イギリス料理として知られている、ビーフウェリントン。
牛フィレ肉をパイ生地で包んだお料理です。
サンクスギビングやクリスマスなど、特別な日のメインディッシュに振舞われるお料理ですね。
我が家では、特別な日のメインディッシュは、ターキーもしくはハムを焼くのが定番です。
ですが、なぜか突然、「今年はビーフウェリントンを食べたい!」とパパからリクエスト。
「作れる?」
って聞かれて、
「作れない!」とは言いたくなかったよね。
なぜか私の心に火がつきました!作ってみたい!って思った。
ママに作れないお料理はないんだから!
アメリカのTV番組、「ヘルズキッチン」でのメインコースとしてもよく出てきます。この番組のホスト、シェフのゴードン・ラムジーのレシピが有名です。
今回は、彼のレシピを参考に作りました。
動画もあるので、参考にして下さいね。
Table of Contents
【作り方】ビーフウェリントン
材料:4人分
- 牛ヒレ肉 450g(1 lb)
- 塩こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- マッシュルーム(その他、きのこ類)450g(1 lb)
- 生ハム 8枚くらい(牛フィレが包める枚数)
- イエローマスタード 大さじ2
- パイ生地 1〜2枚
- 卵黄 2個分
作り方:
①牛フィレ肉に、塩こしょうを多めにする。
フライパンに、オリーブオイルを入れ、中火で牛フィレ肉の表面を焼く。
あまり動かさない方が良いので、片面に焼き色がついたら転がして、次の面を焼くと良いです。
②牛フィレ肉をフライパンから取り出し、あら熱が取れたら、マスタードを全面にぬる。
③マッシュルームのペーストを作る。
マッシュルームやその他きのこを適当な大きさに切り、フードプロセッサーでペースト状にする。
こんな感じになります。
次にフライパンでソテーし、水分を蒸発させる。この時、油はひかないでOK。
フライパンから取り出し、あら熱をとる。
④ラップを敷き、生ハムを広げる。少し重ねながら、牛フィレ肉が巻けるくらいの大きさに広げて下さい。
⑤その上に、マッシュルーム のペーストを広げ、中央に牛フィレ肉を置く。
⑥ラップを使いながら全体を覆うように巻く。
ラップを上手に使って、俵状になるように巻いて、そのまま両サイドもきつく閉じる。
冷蔵庫で、20分ほど休ませる。
⑦パイ生地を牛フィレ肉が巻けるくらいの大きさに広げる。
ラップから取り出した牛フィレ肉をパイ生地に置く。
溶いた卵黄をつけ、牛フィレ肉を巻く。パイ生地があまり重ならないように、余分な生地は切り取る。
形を整え、再度ラップでしっかりと巻く。
冷蔵庫で10分ほど休ませる。
⑧ラップから取り出した牛フィレ肉をオーブンシートにのせ、残りの卵黄を塗る。ナイフで浅く切り込みを入れる。
⑨200度のオーブンで30分くらい焼く。
オーブンから取り出し、10分置く。
2cmくらいの幅でカットします。
盛り付けて、出来上がり!、グレイビーをかけてどうぞ!
今回の付け合わせは、
- マッシュポテト
- ローストしたアスパラガス
- メープルシロップで甘くローストしたキャロット
- パプリカのソテー
家族の感想
パパと娘には、大好評でした。
サクッとしたパイ生地の中に、柔らかい牛フィレが最高に美味しい。
お肉の柔らかさには感動でした。
最初にフライパンで表面を焼いたことで、うまみが中に閉じ込められ、とろけるような柔らかさ。
息子もお肉の部分は美味しそうに食べたのですが、マッシュルームがダメだったみたい。
小さな子供には、ちょっと味が複雑すぎたかもしれませんね。
グレイビーを少しかけて食べましたが、なくても十分美味しいと思いました。
最後に
今まで、「きっと難しくて作れないだろうな〜」って思っていたビーフウェリントンでしたが、美味しく出来上がりました。
冷凍のパイ生地を使ったり、手間が省けるところは省いて作ってみると、思ったほど大変ではなかったです。むしろ、ターキーの方が、大きいし、時間もかかるし、大変だと感じました。
クリスマスや特別な日に、牛肉好きのお客様におもてなししたいメインディッシュです。